
女性エンジニアのメリットはなんとなく分かるけど、デメリットってどんなことがあるかな?
女性エンジニアにとってのメリットは、年収が高いことや働き方に自由度があることなどがあげられます。
あなたが女性エンジニアを目指しているのであれば、メリットだけでなくデメリットについても確認しておかなければなりません。
筆者は、今年で7年目のエンジニアです。
未経験でIT企業に就職し、プログラマー → エンジニア(SE) → (現在)ヘルプデスク兼エンジニア兼現場リーダーをしています。
この記事では、次のことが分かります。
- 女性エンジニアのデメリットについて
- デメリットに対する考え方
就職するにあたってデメリットを許容できるかどうかは重要で、あなたがどの企業、働き方を選ぶかにも関わってきます。
まずは、どんなデメリットがあるか確認していきましょう。
なお、女性エンジニアのメリットについては、女性エンジニアのメリット3つ【本気で目指して良いか悩んでない?】で紹介しています。
女性エンジニアのデメリット6つ
女性エンジニアのデメリットはこちら。
- 勉強し続けなければならない
- 大幅な収入アップを狙うなら転職が必要
- 残業が多い場合がある
- 休日でも仕事の電話がかかってくる場合がある
- プログラミングだけではやっていけない
- 昼休みなどスマホやネットが使えない場合がある
この6つがあります。
それでは、一つずつ解説します。
勉強し続けなければならない
IT業界の発展はめざましく、新しい技術が次々に生まれています。
一つのツールについてだけでも、多くの知識が必要です。
また、エンジニアが覚えるべきはプログラミングだけではありません。
PCの基本操作から始まり、ネットワーク関連、サーバー関連、携わるシステムの業務知識
多くのことを知っていなければならないエンジニアは、
仕事以外の時間でも情報収集や勉強を継続して行う必要があります。
なぜ新たな技術の勉強や知識の習得をしてこなかったかというと、
「IT関連のことは仕事だけで十分。せめてプライベートはゆっくりしたい」
と思っていたからです。
加えて元々ITへの興味が低かったことも理由のひとつです。
正直なところ、普通に仕事するうえではプラスの勉強はそこまで必要ではありません。
仕事を通して学ぶことも多いので、それだけでも少しずつ成長できるからです。
問題は現状維持はできるけど、キャリアアップができないことです。
いつまでたっても同じ位置に居続けることになります。
一番実感したのは、転職をしたときでした。
なんせ知らないことが多い。
転職できないことはないですが、より有利な転職をと思うと勉強して自分のスキルをアップさせていく必要があることを実感しました。
だから、キャリアアップを少しでも望むなら勉強はしておいた方がいいです。
しんどいですけどね。さっと目を通すだけでもしておくと良いでしょう。
大幅な収入アップを狙うなら転職が必要
エンジニアは給料が高い、とよく言われますが企業によって給料体系は全く異なります。
正直なところ一つの会社ではスキルアップをしても技術力をその都度判断されません。
収入アップを狙うには、転職して給料体系の高い企業に就職する必要があります。
大幅な給料アップを望まない場合は、転職以外でも方法はあります。
一つは給料アップにつながる資格を取ることです。
企業の中には社員の技術力アップのために資格を取得すると資格手当をつけてくれる場合があります。
もう一つは、キャリアアップです。
プログラマーであればSE(システムエンジニア)になる。SEであれば、プロジェクトリーダーになる。一つ上の役割へステップアップすることで給料を上げることが出来ます。
前職の給料体系と現職の給料体系は、異なります。
基本給は2~3万異なりますし、昇給のしやすさも違います。
前職では、毎年少しずつ基本給があがりました。
現職は基本給ほとんど変わらず、年収はなかなかあがりません。
(福利厚生は現職の方がいいですよ)
同じようなIT企業でも、給料体系や昇給制度は企業によって異なることを理解しておいてください。

残業が多い場合がある 注意!現場によります
現場や企業にもよりますが、相対的に残業が多い場合があります。もちろん、ホワイト企業で定時に帰ることができる企業もあります。
エンジニアの仕事は、簡単に言うとシステムを作ることです。大概の場合、いつまでにどんな内容のものを作り上げるかを最初に決めているので、その期間内にシステムを作成する必要があります。
計画通りに進められるといいのですが、上手くいかない場合があります。そういう場合は、どうしても残業が必要になってきます。
残業は、時間が足りないから発生するものなのでスケジュール管理を上手にして、不確定要素がないように知識や技術を上げていけば少なくなる可能性があります。ただし、管理職や部下を持つ立場になると難しい場合があるので一概には言えません。
残業をしたくない場合は、就職するタイミングで最初から残業が少ない企業を選択する必要があります。
休日でも仕事の電話がかかってくる場合がある
エンジニアの中にはシステムの故障や相談の為に、休日や昼休みに関係なく電話がかかってくる場合があります。
システム保守や運用を担当している場合です。システムは、ほとんどの場合24時間365日動いています。システムに問題があるとシステムを使用しているお客様の業務が止まってしまうので、対処する必要があります。
仕事内容によっては、電話対応をしないといけない現場もありますが、プライベートに侵食されることもあるので、こういった内容の仕事は請け負わない方が良いでしょう。もしくは役割分担がしっかりされている企業に就職すべきです。

プログラミングだけではやっていけない
エンジニアというとプログラミングだけで仕事がまわっていると思われがちですが、お客様との打ち合わせやシステムの様々な取り決め、設計やテストなどプログラミングだけでは仕事は完結しません。
コミュニケーション能力をつけたり、文章力を鍛えたりする必要があります。
コミュニケーション能力や文章力を鍛えることは、社会人の必須スキルといっても過言ではありません。社会人として必要なことだと割り切って頑張りましょう。
昼休みなどスマホやネットが使えない場合がある
システム開発を行う現場ではセキュリティの問題でスマホやネットが使用できない場合があります。お昼休みにスマホを使用できないってなかなか現代人にとったら苦痛ではないでしょうか。
私はスマホを使えないことは苦痛でした。情報収集もできないし、家族や友人に連絡をとるのも場所を移動する必要がありますし、お昼休みはご飯を食べるくらいしかできなくなります。
お昼を外で食べたり、スマホやネットを使用できる近い場所を探しておくことが対策となります。
まとめ
一番のポイントは就職する企業によります。ですが、上記であげたようなデメリットは多かれ少なかれどの企業でも発生する可能性があると思っておいたほうが良いでしょう。
メリットだけでなくデメリットを理解したうえで、エンジニアを目指しましょう。
メリットについては、女性エンジニアのメリット3つ【本気で目指して良いか悩んでない?】の記事で紹介しています。
エンジニアへのなり方は、未経験でもエンジニアになれる!【20代女性はねらい目です】で紹介しています。
参考にしてください。
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