
自分のスキルレベルがわからない。。
世間一般でいると、私はできる方?できない方?
プログラミングを勉強している方や既に就職してエンジニアとして活躍している方は、
自分のスキルレベルってどのくらいだろう?
と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
とはいえ、企業によって必要な言語や技術が異なったり、プログラミング以外の専門知識が多々あったりすると一概にスキルレベルを図ることは難しいように思えます。
ですが、何かの基準にしろ自分のスキルレベルを客観的に知っておくことは大切です。
筆者は、今年で7年目となるエンジニアです。
ちょうど筆者自身も自分の技術レベルは他に通用するのかな?と気になる年代ですね。
この記事では、次のことがわかります。
- スキルレベルを分かっておくことのメリット
- スキルレベルチェック方法
自分は世間一般ではどのくらいの位置にいるのかな?と疑問に思うことがあるのであれば、一度スキルチェックを受けてみて下さい。
多くのエンジニアは自分のスキルレベルを分かっていない

自分のスキルレベルが高いのか低いのか分かっていない人って意外と多いです。
なぜなら、企業ではプログラミング自体の評価や知識レベルの評価について、全体からみた一般的な評価を行わないためです。
行ったとしても、その現場に適しているか否かといった、現場単位、プロジェクト単位の評価となります。
ですが、仕事するうえでプログラミング以外の知識が必要だったり、企業によって必要な技術力は異なるので一概にスキルレベルの高い低いを個人で考えることは難しいと言わざるを得なません。
実際、自分のスキルレベルが分からないエンジニアは全体の3割いる、というデータがあります。
参考:プレス発表 「デジタル時代のスキル変革等に関する調査報告書」を公開
筆者の肌感覚的にはもう少し多いのではないかと思っています。
エンジニアが自分のスキルレベルを分かっていないとどうなるか
エンジニアが自分のスキルレベルを分かっていない場合、次のようなことがあったりします。
- 就職先の求めるレベルとのアンマッチ
- 自分のアピールポイントが明確にできない
- 転職や他のプロジェクトへの参加を思いとどまってしまう
就職先の求めるレベルとのアンマッチ

就職先と自分の持っているスキルレベルや分野が異なっているとお互いにとって辛い状況になります。
企業が求めるレベルとの差が大きければ、その差分を埋めるのは採用された側となり、しんどくなるのは採用された側です。
求められているレベルに最速でなる必要があり、出来なければ評価が下がり給料だって下がる可能性があります。
これは企業側が求めるレベルが高い場合の話ですが、逆もしかりで企業側が求めるレベルが低ければそれ以上の技術力アップや給料アップは難しいでしょう。
就職前に双方の求めているスキルレベルを確認できるとこういったアンマッチを事前に防ぐことができます。
自分のアピールポイントが明確にできない
自分のスキルレベルが分かっていないということは、何が人よりも長けていて、何ができるかもあやふやな状態だといえます。
スキルレベルが分かっているということは、自分の長所がわかっているので、それをアピールしやすく自信をもつことができます。
転職や新規プロジェクトへの参加を思いとどまってしまう

自分がどの程度できるのか分かっていないと、チャンスがあるのに新規プロジェクトへの参加や転職に踏み切れないこともあるでしょう。
本当なら、十分他者に評価され、新しい仕事を任せてもらえるスキルがあるのに自分のスキルに自信が持てなくて自ら飛び込めなくなってしまうのです。
スキルレベルが分かっていれば、挑戦できるレベルのことなのか、それとも今は自分のスキルレベルではできないことなのかの判断がつくようになります。
スキルチェックをする方法

エンジニアのスキルは大きく2つに分けられます。
1つがプログラムを作成するためのプログラミングスキル。
もう1つがハードウェア、セキュリティ、ネットワーク、データベースなどのプログラミング以外のスキルです。
正直こちらの分野は幅広く、極めるだけでもその分野の技術者としてやっていけますが、ここではプログラマーやSEが身につけるべき基本的なスキルとして分けています。
プログラミングのスキルレベルをチェックするなら、プログラミングテストで腕試しできる【paiza】がおすすめです。
paizaではオンラインでプログラミングスキルをチェックできる「paizaスキルチェック」というテストがあり、これを受けることで自分のスキルレベルを可視化することができます。
まずは簡単な問題を解いてみて、手ごたえを掴みながら進めてみましょう。
難しく感じたら、そこを補強していけばスキルレベルがあがっていきます。
プログラミング以外だと「レベル」として可視化することは難しいのですが、情報処理推進機構が行っている国家試験を合格するとスキルがあることの証明になります。
特に、応用情報技術者試験以上のものだと、専門性も増すので比較的評価も受けやすく、自分のスキルレベルが一定以上あることが明確になります。
プログラマーやSEはプログラミング力があればいいように思うかもしれませんが、セキュリティやデータベースの知識、ネットワークなどは切っても切れない関係にあり知識や技術があればあるほどいいです。
ただ、試験は結構難しくて1日がかりのものもあるためそれなりに覚悟が必要です。
自分のスキルレベルが分かったらすること

「自分のスキルレベルを知ること」ができたら、不足している知識や優先的に身につけるべきスキルが明確になります。
明確になった不足している知識やスキルを補強をしていきましょう。
また、1つのプログラミング言語でそれなりのレベルを獲得できていたら複数のプログラミング言語を学ぶことをおすすめします。
理由は1言語だけで成り立っていないシステムがあるからです。
他のシステムとの連携があったりすると、連携先のプログラミング言語についても理解しておいた方が効率的に仕事が回せますし、より一層プログラムへの理解が増します。
複数のプログラミング言語を使えるようになると、仕事の幅も増えるので重宝される人材になれます。
エンジニアの2言語目からの学習は、よっぽど考え方の異なる言語でない限り割と進めやすいので、まずは基本を学習サイトで学びましょう。
この時に今まで使用していなかった開発環境を用意することをおすすめします。
なぜなら、現場により開発環境が異なることがあり、慣れておくと仕事に生かしやすいからです。
まずは自分のスキルレベルを知ることから始めよう
自分がどれだけできるか、それを知っているだけでも今後の立ち振る舞いが変わってきます。
まずは、気軽にプログラミングのスキルレベルを測ってみましょう。
Paizaは転職サイトでもあるので、スキルレベルが分かったら自分のスキルが適している企業があるのかチェックしてみるのもいいかもしれません。
また、優秀なエンジニアになるにはプログラミングスキルだけでなく、ネットワークやデータベース、ITセキュリティなど広範囲の知識が必要です。
まずは勉強だけでもいいので、1つの指標として応用情報技術者試験やその上位の試験の合格を目指してみて下さい。
応用情報技術者試験の勉強を隙間時間で行いたい場合は、スタディングがおすすめです。
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